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安部公房 棒 感想 まとめ☆ [文学・書籍]

阿部公房がノーベル賞受賞寸前だったとか?読売新聞で報じている。

阿部公房って?と調べていたら


http://okwave.jp/qa/q2735103.html

「棒」について 僕は高校1年生です。 国語の授業で阿部公房の「棒」についてレポートを最低A4の紙1枚つくることになりました。 僕は「なぜ棒を放っておくことが罰になるのか」ということをレポートにまとめようと思います。 しかし、1枚も書けません。 どういったことを書けば良いでしょうか?


こういう質問を見つけました。
感想文すらネットで頼る時代なんですね。
感想文が一文も書けないって、思うところが何もなかったか、読んでないかのどっちかだと思うのですが。

しかし、調べていたら↓のような素晴らしい感想文が出てきましたよ!
これを読んだら、この本を読まなくてもあらすじがわかりますねー。

---引用---
この自殺した男性は棒になりました。そしてこの棒はかなり乱暴に使い込まれていました。この棒が、男性の生前を表しているのなら、彼は人間でありながら他の人間に棒のように使われていたのではないかと思います。  また、彼は誠実で単純な心を持っていたため、自分が周りに都合よく使われているという自覚はありませんでした。棒もまた、人間に使われているという自覚はないでしょう。彼は棒になり、彼自身の人生は大きく変わってしまいましたが、周りから棒として見られ、使われるということは変わりません。  このようなことから、先生や二人の弟子たちが死人を裁いていくのは、その人が見失ってしまった生きる意味を見つめ直すためではないかと思いました。 ※ このような感想を書く生徒は、こどものときよく本をよんだような気がする。重要なことを確実に読みとっている。したがって、自分の見方を自分の文体でつづることができる。それがまずは大切なことであるが、その一方で、背伸びをすることも大切である。自分を離れて表現の意味がないが、自分を離れないと成長がない。それが、学習する社会的動物の人間の本質である。


その他の本もなかなか興味深い内容のようです。

今日早速アマゾンで購入してみよう


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